天につながる太古の聖地

観光案内sightseeing

天橋立エリア

天橋立

天橋立 松並木

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天橋立は日本海を流れる対馬海流から派生した海流が宮津湾に入り砂を運んでくると同時に、阿蘇海(内海)に流れ出る野田川の土砂とが長い時間をかけて堆積しこのような形をつくりあげています。丹後風土記によると、その昔、天への架け橋といわれてました天橋立はイザナギ、イザナミの神が天への上り下りに使われた浮き橋であると言われ、ある日イザナギノミコトが昼寝をしている間に倒れて天橋立となったという神話が残っています。全長約3.6km、幅20~170mの砂嘴でできた砂浜には、大小7,600本もの黒松が生い茂っており、日本の名松百選にも選ばれています。天橋立の端から端(文珠~府中)までは、徒歩で約1時間、自転車で約20分。天橋立の松の中には、大正天皇お手植えの松や昭和天皇お手植えの松も植わっています。その他にも約18本の松には、土地や様々な楽しい形状にちなんだ名前を持つ名松もあり、天橋立の散歩をより楽しませてくれます。

文殊堂・山門

智恩寺(文殊堂・山門)

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日本三文殊のひとつで通称切戸(又は久世戸)の文殊堂として知られている文殊菩薩の霊場です。智恵を授かる文殊さんとして有名で、受験や資格試験などの受験生やその御家族がお参りに来られます。茶屋通りに面する山門は、黄金閣とも呼ばれる市の指定文化財で、楼上に釈迦如来を中央に両脇士・十六羅漢を安置する、禅宗様式・三間三戸二重門の丹後地方最大の山門です。多宝塔は室町時代中期の明応九年(1500年)、府中城主延永修理進が自分の病気全快を感謝し、一の宮の別当大聖院の智海に託して建立寄進したもので、国指定の重要文化財となっています。その他、境内には和泉式部の歌塚やマリア灯籠などがあります。

智恵の輪 灯籠

智恵の輪 灯籠

知恩寺界隈

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智恵の輪灯籠の輪を3回くぐれば文殊様の智恵を授かるという言い伝えがあります。享保11年(1726)刊行の「丹後興佐海名勝略記」巻頭を飾る「丹後興佐海天橋立之図」、「天橋立之智恩寺」海岸に、すでにこの輪灯籠が見られます。江戸時代には、輪の中に明かりがともされ、やみを照らし文珠水道(天橋立運河)を行き来する船の標になっていたと言われていますが、龍神を呼び寄せるため、明かりを灯していたとも言われています。

廻旋橋

廻旋橋

知恩寺界隈

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船が通るたびに90度旋回する珍しい橋で、天橋立と文殊堂のある陸地をつなぐ橋です。かつては「久世戸の渡し」といわれ、てんころ舟で天橋立に渡っていました。大正12年に手動でまわる廻旋橋ができましたが、橋の下を通る大型船舶が多くなり、昭和35年5月から電動式となりました。多いときには日に50回ほど廻り、観光客の皆さんの目を楽しませると共に、絶好の写真、ビデオスポットとなっています。

磯清水

磯清水

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日本名水百選に選ばれている「磯清水」は四方を海に囲まれた場所にもかかわらず少しも塩味を含んでいないことから古来不思議な名水とし、「長寿の霊泉」とされています。今も絶えることなく、天橋立を訪れる多くの人々に親しまれ、昭和63年には環境庁認定「名水百選」の一つとして、認定を受けています。俳句にも「一口は げに千金の磯清水」などともることから、橋立に遊ぶ人々には永く珍重されてきたことが明らかな名水です。

京都府立丹後郷土資料館

京都府立丹後郷土資料館

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国の史跡、丹後国分寺跡に建てられた府の施設で、昭和45年設立されました。 丹後地方を中心とする考古資料、歴史資料、民俗資料を多数収蔵・展示しています。 通常の常設展のほか、特別展や企画展などが随時開催れており、丹後のすばらしい歴史と文化にふれることができるでしょう。 敷地には、平成7年に移築復元され京都府指定有形文化財になった丹後のかやぶき民家「旧永島家」もあります。

20名以上、団体割引有り65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方等は無料小中学校等が、学校教育活動として、観覧する場合は無料

阿蘇の舟屋(溝尻の舟屋)

阿蘇の舟屋(溝尻の舟屋)

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阿蘇の舟屋=溝尻地区は、有名な「伊根の舟屋」とは少し雰囲気が違った情緒と素朴さがあります。外海の魚、時には鯨まで追い求めていた伊根を「動」とするなら、穏やかな内海でいわしやあさり、幻の貝くろくちなどを取る漁をしてきた溝尻は「静」の港。ここから見る天橋立はさながら屏風絵のごとく横に広がり、じっと見ていると時間の経過を忘れてしまいそう。遊覧船からもよく見え、漁民の生活をうかがい知る事ができます。

大内峠一字観公園

大内峠一字観公園

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岩滝の自然を満喫するための展望台やキャンプ場などの整った体験型レジャーパークです。大内峠は天橋立の絶好のビュースポット。 天まで続く橋を一目見ようと多くの人々が訪れています。丹後天橋立大江山特定公園に指定されている大内峠やここからの眺望は、与謝野鉄幹や晶子たちにも愛され、歌碑や句碑が点在しています。

成相寺

成相寺

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西国28番の札所として有名な「成相寺」、願い事が必ずかなう(成り相う)お寺としても知られています。創建は慶雲元年(704)という真言宗の古刹。身代り観音とよばれる聖観世音菩薩がご本尊です。他にも悲しい伝説を秘めた「撞かずの鐘」や、通称「底無しの池」などが有名。他にも、正面を向いている龍として珍しいとされている左甚五郎の「眞向の龍」、雪舟筆「天橋立図」にも描かれた五重の塔は平成12年に外観が完成しました。本堂、鎮守堂、鐘楼は府指定文化財となっています。撞かずの鐘は、慶長十四年(1609年)、お寺で新しく鐘を作ることになり、村人から寄付を募りました。一回、二回と鋳造に失敗し、三回目の寄進を募ったとき、ある長者の妻はお金の代わりに自分の子供を寄進すると言って、寄付を断りました。やがて鋳造の日、人々が見物に集まりました。その中に例の長者の妻も子供を抱えて見物をしていました。ところが長者の妻は誤って煮えたぎるルツボの中に我が子を落としてしまったのです。このような悲劇もありましたが出来上がった鐘は美しい音色を響かせていました。しかし耳を澄ますと子供の泣き声のように聞こえたそうです。人々はあまりの哀れさに子供の成仏を願って一切この鐘を撞くことをやめ、それ以来「撞かずの鐘」と呼ばれるようになりました。

板列八幡神社

板列八幡神社と木造女神座像

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天保5年(1834年)修造の神明造りの本殿、拝殿、幣殿からなり、誉田別命(応神天皇)と息長足姫命(誉田別命の母・神功皇后)を祀っています。木造女神座像に加え狗犬、神鏡などの文化財を所蔵しています。木造女神座像は息長足姫命と仲津姫命の姿であると伝えられる女神座像で、端麗な刀法により平安・藤原時代のものと考えられます。国の重要文化財に指定され、板列八幡神社の社宝になっています。
板列稲荷神社
稲逎売命を祀り、流造りの本殿、切妻造りの拝殿、幣殿からなります。毎年5月1日の例祭に境内の水無月神社で奉納される岩滝獅子神楽は、丹後地方の神楽の源泉ともいわれ、町の無形文化財にも指定されています。

クアハウス岩滝

天の橋立温泉クアハウス岩滝

現在休業中 当館より徒歩2分

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この施設は、湯温58.5度、湯量毎分211リットルの温泉を利用し多種多様な浴槽及びサウナなどの入浴設備や休憩室、運動浴の温泉プールなどを備え、総合的に健康づくりに取り組むことができる とともに、ご家族や職場のグループでレジャーとして楽しめる施設で、全身・半身浴・気泡浴・圧注浴・過流浴・圧注・気泡浴・アロマ浴・トゴール浴・打たせ湯・寝湯・サウナ・かぶり湯・ミストサウナ・低温浴・箱むし・飲泉温泉プール・ウォータースライダーなどがあります。

傘松公園

傘松公園

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「傘松公園」は天橋立の松並木が海の上に「斜め一文字」に眺めることができ、天橋立を見下ろす絶景の展望所と自然公園「股のぞき」の名所でもあります。天橋立を股の間からのぞくと天地が逆転し、まさに天に架かる橋のように見えます。300度大展望の天橋立パノラマハウスもあり、さらに徒歩で登ること3分、由来となった「傘松」という松のある「股のぞき発祥の地」という展望台もおすすめです。「傘松公園」へは、一の宮・籠神社の上にある府中駅からリフトまたはケーブルカー(4分)で登ります。ここから「成相寺」に行くバスが出ています。

天橋立観光船

天橋立観光船

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文珠と一の宮間を運航する観光船「かもめ号」で海上からの天橋立を眺めることができます。船上からエサを投げるとカモメがやってきます。約12分間で対岸へ到着します。

天橋立ワイナリー

天橋立ワイナリー

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館は土壁と古材を用い日本建築の美を再現し、館内にはガラス越しに醸造タンクや瓶詰めが見学できます。ワインの試飲も…。

智恵の湯

天橋立温泉智恵の湯

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天橋立駅の東隣にオープンした立ち寄り温泉施設。内湯に露天風呂・手足湯などユニークな浴槽もあり、美肌の湯として知られています。